ご注意ください!!
新聞・ニュース等でも大きく報道されていますが、いま、Emotet(エモテット)というコンピューターウィルスが猛威をふるっています。
IPAによる注意喚起
IPA(情報処理推進機構)のホームページにおいて、3月9日に更新された内容では、「情報セキュリティ安心相談窓口に対する相談が大変多くなっており、国内組織での感染や被害が広がっていると考えられ、非常に注意を要する状況です。さらに3月に入って、日本語で書かれた新たなEmotetの攻撃メールが確認されています」と注意を呼びかけています。
Emotetの手口
その手口は非常に巧妙で、つぎのように注意喚起されています。
攻撃メールの受信者が過去にメールのやり取りをしたことのある、実在の相手の氏名、メールアドレス、メールの内容等の一部が、攻撃メールに流用され、「正規のメールへの返信を装う」内容となっている場合や、業務上開封してしまいそうな巧妙な文面となっている場合あり、注意が必要です。
IPA:「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
具体的な情報については、ぜひ、次のIPAのホームページをご確認ください。非常に巧妙な手口なので、びっくりされると思います。
「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
警視庁での注意喚起
警視庁のホームページでも、3月7日に更新された記事で注意喚起しています。こちらも、ぜひ、ご確認ください。
警視庁ホームページ:エモテットの感染が急激に拡大しています
<ご参考>
警視庁サイバー犯罪対策プロジェクトによる注意喚起:マルウェアに感染している機器の利用者に対する
注意喚起の実施について
その他、総務省でも注意喚起をおこなっています。
「社会保険労務士個人情報保護事務所認証制度(SRPⅡ)」の加入をご検討ください
あわせて、「社会保険労務士個人情報保護事務所認証制度(SRPⅡ)」の加入がまだの社労士会員のみなさんは、ぜひ、加入を検討してみてください。「社会保険労務士個人情報保護事務所認証制度(SRPⅡ)」では、標的型メール訓練が無料で受けられます。
新規に申請についての解説記事もあります。
もし、Emotet(エモテット)に感染してしまうと、私達自身が保有する情報が流出するだけでなく、顧問先・関与先・取引先も巻き込む恐れがあります。
くれぐれもご注意願います。